ねこぐるまのブログ

一児の母です。最近派遣で働きはじめました。

あたまの中に浮かんでは消えてゆく由無し事を
消える前に書きとめる

ファミリー企業で労働組合やってましたが

今年の春闘をベア決まりまくりですんごおぉぉぉぉ政府による圧力の効果すんごおぉぉぉぉという感じで見ている。


前の会社で、5年ちょいばかり、労働組合の役員(兼任)をしていた。その立場からも、今年の春闘結果がせつなく身に刺さる。

私が役員してる間、満額回答は一度もなかったし、一時金はガンガン減っていった。経済状況も会社も労働組合も力不足だったという感じだろうか。


春闘では主要企業とか同業他社の動向を見て妥結内容を詰めていくわけだけど、、

企業はお上からの圧力ひとつでここまでコロリと態度を変えるのね。これじゃ私たち労働組合の立場が、、ヨヨヨ

ファミリー企業は、経営者の独断とか見栄に妥結結果が左右される。原資がないとか会社側は言うけど、それはちがう(※私のいた会社の場合。自己資本比率も高いしお金はあった)。経営者が他のことにお金を使おうとしてるだけじゃん。危ないだまされそうになったわー。

と行きつ戻りつしながら交渉するのだけど、ファミリー企業の御用組合が出せる結果は限られたものでした。


賃金が減る一方だったから、いつか増えたら胸がすく思いだろうなー!と思ってたけど、今年みたいな流れだと、試合に勝って勝負に負けた感じがすごそう。

いや、賃金増えるのはうれしいことなんだけれど。


世の中はこういうふうに回ってるんだってことを、勝負に負けても試合に勝てばオーライなことも多いんだってことを、改めて思い知らされたのでした。