ねこぐるまのブログ

一児の母です。最近派遣で働きはじめました。

あたまの中に浮かんでは消えてゆく由無し事を
消える前に書きとめる

TOEICの勉強で思ったこと

たまに実家の仕事を手伝うだけの主婦だから、この時間を使って4月度のTOEICテストを受けることにした。TOEIC受けるのは8年ぶり3度目です。

インターバルというのはほんとに恐ろしい。久しぶりに本気で英語を聞いて英語で考えているのだけど、学生のころの勘がまったく戻ってこない。かなり焦りを感じる。

ただ、久しぶりの脳みそへの刺激が心地よくもあり、分厚いテキストを毎日チマチマとすすめている。身についているかどうかは別として、わりと楽しい。


勉強してると、旦那が横ヤリを入れてくる。遠回しに「ガリ勉乙」ってヤジられる感じ。

あ〜。あ〜〜。ってとても残念になる。

私は小学生のころから塾に行き、私立中学を受験をした。大学受験時も塾に通った、受験勉強の申し子みたいな人間である(今やまったくめずらしくないけれど)。

かたや旦那は、中高は公立、大学受験も塾に通わず、一浪しているがそのときも予備校に通わなかった人間だ。浪人時代に自学で過ごしたというのは、ちょっとスゴイなと思う。

そんな環境で育っているから、旦那はいわゆる受験勉強に懐疑的、批判的だ。私が「2ヶ月で攻略!」みたいなテキストを買い込んでいそいそ勉強しているのをヤジりたくなるのも、そのせいだと思われる。


受験勉強に対する考え方は十人十色だと思うので、旦那がどう思っていようがとがめる気はないのだけど、ただ、受験勉強型の学習方法を見くびるなかれ、と思う。

いわゆる受験勉強型の学習は、最短距離で得点できることから、学問の本質を見誤る可能性という弱点をはらんでいる。うちの旦那が色眼鏡で見ているのはこの点だ。

でも、体系的な勉強法とはどんなものなのかを、形骸的かもしれないけど、学んでいる。受験勉強型の学習で身につくものはこの一点に尽きると思う。これはすごく大事だ。

社会に出たら勉強の連続になるわけで、そこでいかに効率よく成果を出すかが試される。会社はプロセス重視とか言ってくるけど、結局はアウトプットありきだ。ここで受験勉強で身につけた体系的な勉強法が役に立つのです。私は、立ちました。


うちの旦那の勉強の仕方を見てると、悪いけど効率が悪い。マイルールにしたがってがんばってはいるけど、悪いけどムダがあるし間延びしている。

これが彼が積み重ねてきたやり方、世の渡り方なのだろう。でもね、こちら側に来たら楽になれるよ〜ヒョヒョヒョ、と思ってる。

あとね、効率的なうえに、あまった時間で思考を深める余裕ができるんだから、いいことずくめですよ。

大事なのはそこなんだよ!

もし子どもがうまれたとしたら、私は受験勉強的なやり方も経験させてたいと思っております。どうか、頭ごなしに反対しないでくださいませね。


以上、うちの旦那に言いたいこと、でした。